ビジネスや観光、海外の旅行客や長期旅行など、コインランドリーの利用率は高くなっています。
いろいろなホテルに泊まってみると、結構どこのホテルも同じ機種を取り扱っていることがわかってきます。
今回は本当にいろんなホテルでよく見る以下の機種について、特徴や使い方などについてまとめていきたいと思います。
コイン式全自動洗濯乾燥機/シャープ製 ES-HD63L/P
洗濯と乾燥が一台で完結する一体型のコインランドリーです。
一体型のコインランドリーのメリット
- 洗濯機と乾燥機の一体型
- ドラム式で衣類にやさしい
- 暗証番号入力によるロック機能
- フィルターの目詰まりによる途中停止を防ぐ機能
- 中のものを見えにくくするガラス戸
洗濯前のドラム洗浄と洗剤自動投入はデフォルトです!
洗濯機と乾燥機が別々だと、洗濯が終わると一度そこで乾燥機へ入れ替えないといけません。その部分の動作が不要となるので、一体型だと利便性がよくなりますね。
途中停止しにくい機能もありがたい。
そして、暗証番号入力でロックをかけることができます。セキュリティも万全。
入れた洗濯物が外から見えづらくなっている点も、下着類含む盗難防止のセキュリティの面と合わせて、女性にうれしい機能です。
一体型のコインランドリーの使い方
ドラム洗浄ボタンをポチっと押すと、ドラム内を洗浄します。
洗濯ものを入れて、ドアをしっかり閉めます(洗剤は自動投入されます!)。
- 洗浄~乾燥(標準:3kgまで)120分
- 洗浄~乾燥(少量:1kgまで)80分
- 洗濯のみ(6kgまで)35分
- 乾燥(3kgまで)30分/100円※料金はホテルによるが100円のホテルがほとんどでした
「硬貨(コイン)をいれてから」暗証番号を入力し、スタートボタンを押すと運転が始まります。
「End」と表示されていれば終了しています。
暗証番号を入力して「ロック解除」ボタンを押します。
衣類を取り出して終わり!!
注意点
このドラム式一体型のコインランドリーは、洗濯ネットを使うと脱水の際にエラーを起こして途中停止することが多いということが判明しました(2023年5月時点の情報)。
私が実際経験したのですが、その理由としては、洗濯ネットでまとめられた衣類たちが水を含んだ状態で脱水がかかると、「水を含んだ塊の状態」になってしまうということで、ドラムの中でうまく回らないらしいです。一枚一枚の衣類にバラけないから乾かない→脱水の時間が終わってもドラムの中の衣類はびしょびしょの状態のままなのでエラー表示されてしまいます。
洗濯ネットにどれくらい衣類をいれるかにもよると思いますが、私の時はTシャツ一枚と下着上下、それにソックス一組でした。これでエラーになってしまいますので、洗濯ネットを日常的に利用している方、またはたまにしか使わないけどたくさんネットに入れがちな方などには注意していただきたいなと思います。