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【京都】REF京都八条口で10泊|長期滞在生活レビュー

ここ数年、京都のホテルを予約するためには、少なくとも三か月以上の余裕を持って予定の調整をしないと、泊まりたいと思ったホテルを予約できないことが多いです。もちろん時期もありますので、繁忙期に予約したい場合はもっと余裕を持たないといけないでしょう。

今回私が10泊の短期滞在をしてきた時期は、ゴールデンウィークが終わったあとの5月後半。それほど混雑しないイメージのある時期で、且つ寒くない時期を選びました。(というか、結局いつも5月くらいを選んでいる)

ちなみに予約を入れた時期は1月でした。

ということで、京都に短期滞在を体験したレビュー記事を書いていきたいと思います。目的は、仕事をしながら観光オンリーではない京都生活をすること。もちろん生活の中に神社仏閣を訪れる予定も入れ込んでいます。

プチ移住もどきを体験したいな、とお考えの方の参考になれば幸いです。

目次

利用ホテルとプラン

今回選んだホテルは、「レフ京都八条口byベッセルホテルズ」さんです。前回も利用して、設備面も立地面もコスパ面もすべて最高だったことが理由です。前回は「スタンダードダブル」を利用。

↓今回利用したプラン詳細(2024.5月時点の情報)

【ビジネス】☆素泊・マンスリー宿泊☆10days〜 京都駅八条口から徒歩3分
  • ルームカテゴリー
    • スタンダードツイン
  • 料金
    • 55,000円税込(10泊利用)
  • プランの適用期間
    • 2021年04月29日〜2025年02月28日
  • 清掃について
    • 7日に1度の無料清掃以外の日程で清掃希望の場合、1回1,000円

FAQ

毎日のごみはどうするのか?

毎朝10時までに、部屋のドアの外にゴミ箱ごと出しておけば清掃スタッフの方が回収してくれます。

タオルやルームウエアの替えは?

バスタオル・フェイスタオルは毎日交換してくれ、ドアノブに掛けておいてくれます。バスマットやルームウエアについては基本毎日の交換はしないとのことで、もし必要ならチェックインの際にフロントで申し出る必要があります。

ルームツアー

さて、どうぞお部屋の中へ。今回のお部屋は916号室です。

それでは簡単にルームツアーをしてみましょう。今回はふたつベッドがあるスタンダードツインを予約しました。シングルルームより明らかに広くて、長期滞在するには大変居心地がよかったです。

ちなみに今回、一台は荷物置きに・・・なんて思っていましたが、荷物はベッド下に収納できたので、二つのベッドを贅沢に睡眠に使わせていただきました。

デスクはこんな感じで、正面(というより斜め前)の壁にテレビが取り付けてあります。部屋で仕事をしたいのでテレビは壁掛けになっているお部屋がいいです、とあらかじめリクエストさせていただいたためか、デスクとテレビがすぐ近くに配置されているお部屋にアサインしてくださいました。

他のお部屋として、デスクの上にテレビが置いてあったり、壁掛けテレビがベッドから見ることができるけどデスクは窓際に設置されていたり、と、ホテルのお部屋にはいろいろなレイアウトが存在します。10泊もするので、自分の希望にかなったお部屋だと、すごく過ごしやすくなります。

デスクの下にはお茶セットと冷蔵庫。冷蔵庫はめっちゃちっちゃい!・・・と思いきや、このサイズに1リットルの牛乳パックはギリギリはいりました。さらに隣の棚にはドライヤーとルームウエア。ドライヤーは洗面所へ移動させ、空いた棚には、視界に入れたくないPOP類をぶち込みました。

ドアまわり。シンプルな姿見とハンガーが5つ。出かけるときにはこの姿見で前進をチェック。ハンガーは、次の日の着替えやパジャマ、羽織のカーディガン、そして洗面所で手洗いした下着を干す用途で使用しました。

ベッド横には空気清浄機。今や当然のようにホテルには設置されています。今回の宿泊で、天気がすこぶるよかったこともあり、日焼け対策をしてもどうしても強い日差しを受けてしまったため肌の乾燥がヤバかったので、途中から空気清浄ではなく加湿器の用途でずっと利用していました。

最後に水回りです。比較的広く、バスタブもゆとりがある大きさだったので、毎晩お湯を溜めて入浴していました。ユニットバスもいろいろあって、狭すぎてシャワーも大変、みたいなところもあれば、本当にユニットですか?というくらい広さを感じるようなところもあったりします。今回は本当に「ちょうどいい」大きさのバスルームで、不便を感じることはありませんでした。

モノを置けるところが広くとることができたのもポイントが高いです。

宅配便を使って事前に荷物を送る

10泊もするので、荷物を事前に送っておくことも可能なのです。

たくさん本を読みたかったので本を何冊かと、滞在中に使用するであろう生活雑貨や着替えなど、往復の移動時に使用しないけれども滞在中に使用するものをまとめて送ってしまいました。

クロネコヤマト120サイズの料金

関東→関西・・・1,970円(2024.5月現在)

チェックインの前日に届くように発送し、当日フロントで受け取ります。注意しなきゃいけないのは、部屋に運んでおいてはくれないので自分でもっていくことになります。あんまり大きすぎたり重すぎたりすると、受け取り時または返る際の発送時に運ぶのが大変です。

ベッド下にスーツケースや荷物を収納するようにスペースが空いているので、段ボールで届いたものたち諸々を整理整頓して、ベッド下に押し込みます。

ベッド下に収納
届いた荷物の中身をデスク下に整理

部屋を自分仕様にするためにやったこと

10泊もするのですから、出かけてからホテルに帰ってきて、お風呂に入って寝るだけということはなく。

それなりに長い時間を部屋で過ごすのですから、仕事をしやすいように、生活しやすいように、リラックスできるように、自分仕様の空間を作ることも大切です。

窓を開けて空気の入れ替え

窓から新幹線が見える

以外とみんなやらないのが、部屋の窓を開けるという行動。

窓を開けて空気を入れ替えない限り、部屋の出入りの際のドアの開閉でしか室内の空気循環はなされません。窓が開けられない状況の時には空気清浄機のスイッチオン!!

そもそもドアの開閉だってそんなにしょっちゅうバタバタ開けたり閉めたりするわけではないし、空気の入れ替えは癒しに欠かせないポイントだと思いますよ!

広告や案内ポップの類を視界から消す

こちらのレフ京都さんは、広告チラシや案内ポップが少ない方で、本当に必要最低限の案内しかありません。(某Aホテルとかはすごい量の広告が部屋に散りばめられています)

それでも、視線が情報を取りに行こうとする元を自分の視界からなくすことで、びっくりするくらいストレス軽減になります。「そんなのあってもなくても気にしない」という方も、ちょっとやってみてほしいです。

なくすといっても、捨ててしまうことはしません。それらをまとめて引き出しの中にしまうだけでOKです。

チェックアウト前にしまったものを再び出しておきます。清掃スタッフの方の目に留まるところにあれば、元の場所に戻すまでしなくても大丈夫です。

アメニティの袋だしと整理整頓

レフ京都さんはエレベーター前のアメニティコーナーで必要な分だけをピックアップして部屋へ持ち帰る方式なので、部屋に備え付けであるのはシャンプー類くらいです。

部屋へ入ったらバスルームにあるふたつのコップのうちのひとつにいれ、もう一つは自分が利用する分として使います。

また、シャンプー類はじめヘアケアやフェイスケア関連は、ホテルのものでなく自分のものを使いたい派のためいつも使っているものを持参しています。それらもバスルームにセットアップしてしまいます。

2ベッドのうちのひとつを私物置きスペースに

1ベッド仕様のお部屋だと私物を置くスペースに困るな~と思って、それも踏まえてツインルームを確保したのです。ひとつは当然自分が眠るためのベッド。もう一つを物置スペースとして贅沢に使わせていただきます!

と、思ったのですが、こちらのホテルはベッド下に荷物をしまいこめるようにスペースが空いています。

置き場所に困った荷物や食料は、発送で使用した段ボールに入れてベッド下にしまいます。

ワーキングデスク上には私物をわらわらと置いておきたくないので、デスク上はPC、そしてポットとカフェセットくらいにしておきます。マグカップとグラスが二つずつ、そしてポットはバルミューダです。使いやすかったなぁ。

テレビとAmazon Fire TV stickを接続する

こちらのホテルは無料VODシアター見放題のサービスが含まれているのですが、たいていこちらを使用した履歴(何を視聴したかなど)はホテル側に履歴データ送信されるようなのです。

それがちょっとイヤだなーと思ったので、自宅で使用しているAmazon Fire TV stickを持参し、テレビとホテルネットワークと接続して使用することにしました。

テレビ下にコンセントとHDMI端子
FireTVstickをセット!

テレビにHDMIケーブル端子があるので、iPhoneやiPadなどのデバイスとつなげることも可能です。大画面でYoutubeも楽しめちゃうし、音楽を流せばテレビスピーカーを利用した音響にもなります(Amazon Fire TV stickでもYoutubeが観れますよ)。

日中は作業BGMを流し、コーヒー、おやつを楽しみながら仕事をする・・・夜は映画観賞・・・って、贅沢なことをしてるなぁと実感できる演出のうちのひとつです。

自分好みの照明の明るさを探す

部屋の各所に照明がありますが、照明の明るさもリラックス効果と関係あると思っています。

私の場合は、寝る時は真っ暗もいいですが、ベッドサイドは消してドア付近の照明をつけておくっていうのが好みです。遠くがすこし明るいな、くらいがちょうどいいというか。なので、月が出てる夜は照明を全消しして、月明かりが入るようにレースカーテンだけにしておいたりします。

照明の好みとかも出てくるなんて、自分でもびっくり(笑)

ちなみに、これくらい窓のブラインドを開けて寝ると、朝イイ感じに光が差し込んできて目覚めがいいです。

ただ「こんな風にして過ごすのが好き」というだけなのです。

旅行用(ホテル用)のルーター

ホテルのWi-Fiをセキュアに中継する「Wireless WAN」に対応するという、トラベルルーターというものがあります。ちなみに、高速Wi-Fi規格「11ac」対応で本体約19gの世界最軽量とのこと。

株式会社バッファロー
好みのカラーを選べる全5色展開。 ホテルのWi-Fiをセキュアに中継する「Wireless WAN」に対応。本体約19gの... 好みのカラーを選べる全5色展開。 ホテルのWi-Fiをセキュアに中継する「Wireless WAN」に対応。本体約19gの世界最軽量(※1)11ac対応トラベルルーターを発売に関するページ...

ホテルの有線LANを無線化することで自分専用のWi-Fi環境を構築できるというシロモノなのですが、最近のホテルWi-Fiはどこも無線対応になっているので、どんな場面で活躍するのか?といいますと・・・。

セキュリティー的なポイントがひとつ。ホテルのWi-Fiが全室同一ネットワークである場合に「Wireless WAN」モードを使うと、他の宿泊者によるネットワーク侵入を防ぎ安全にインターネットを利用できます。だいたいのホテルが全室同一ネットワークですよね。

また、もうひとつのポイントとして、Amazon Fire TV stickの設定がラクになることです。Amazon Fire TV stickは使用時のネット(Wi-Fi)環境が変わるとその都度Wi-Fiの設定を手動でやらなければならないのですが、一度このトラベルルーターに設定した上でホテルの部屋内のテレビにつなげると、設定なしですぐに使うことができます。

ネットワークも自分専用のものを持ち込んでしまおう、というわけです。

コインランドリーは一度だけ

普段は三日分の着替えしか用意しない(着ている分+替え2回分)のですが、今回は事前に荷物を宅配便で送ってしまったので、その荷物の中に在る程度着替えも入れてしまっていました。なので、トータルでTシャツ5枚+寒い時用にカーディガン。下着類は着ている分含めて3セットのみ。下着は毎晩、洗面所で手洗いをして部屋干しします。すぐ乾きます。

天気が良く汗をかきましたので、Tシャツは一度着たら洗濯せねばなりません。今回は5枚あるので、中間のタイミングでコインランドリーを一度使用するのみで済みました。洗濯に300円+乾燥機30分あたり100円→1時間利用で、合計500円。

ランドリーなどの共用スペースは、どこも毎度ながら・・・汚い。おそらくですが、外国人の方ですね。普通にドリンクサーバーのすぐ下に、濡れた靴やジャケットが干してあったり、他の人が使うことを考えての行動とは思えない。

ホテルロビーの活用

通常、ホテルチェックインの後のウェルカムドリンクをどうぞー。ってかんじで、ドリンクバーが用意されています。

伊藤久右衛門さんのお茶とソフトドリンク、そしてコーヒーのラインナップ。

伊藤久右衛門さんのお茶は自分で入れる温かいお茶と、すでにピッチャーに入っている冷たいお茶の2パターンがあります。そしてソフトドリンクは今回はアップルジュースです。(ちなみに前回はオレンジジュースでした)

伊藤久右衛門さんのお茶は暖かいバージョンは4種類、冷たいバージョンは2種類です。

これらはウェルカムドリンクだけではもったいないので、あとで改めて利き茶をしにきましょう。

初日のチェックイン日以降、出かけて帰ったついでにこちらのロビーラウンジへ立ち寄り、ドリンクをいただきながら購入したものをテーブルの上に出してみたり、スマホで撮影した写真をチェックしたり、いろいろと活用させていただきました。

おまけ

ちなみにこちらは、ウェルカムドリンクお楽しみ中のところに、ぞろぞろと外国人観光客のグループが一斉にチェックインになだれ込んできたところを激写したものです。添乗員さんらしき方がいらっしゃったので、団体ツアー客かなと推察します。

こちらのホテルは客室数がそんなに多くないし、朝食会場も今いるロビーラウンジの席数に限られてしまうので、団体客向けではないんじゃないかなと思っており、ちょっとなぁ・・・と考えてしまいました。大人数のグループ旅行だったら、もっと客室数が多くてロビーも広い大きなホテルが向いていますよ~(←元旅行会社勤務の私の意見)。

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