我が家は家庭菜園で野菜を栽培しています。そして、収獲した野菜を食べています。
とは言っても、家庭菜園を始めたのは2020年の夏野菜の栽培から。今年で菜園三年目の、まだまだ初心者。栽培したことのない野菜たちもたくさんあります。
野菜の自給自足をする意味とは
菜園に限らず、いろいろと自分でやってみると解ること、得るものがたくさんあります。それは何歳になっても同じです。
私の場合ですが、自分で野菜を育てるようになって分かったことをあげてみたいと思います。
いつでも新鮮で安全な野菜を食べられる
自宅の前で栽培しているので、育っていれば使いたいときにいつでも採れたてを食べることができます。
野菜の生育過程を知り、達成感も得られる
小さな種や苗がだんだん大きくなり、実を付けるまでに成長する様子を見ることができるのは楽しい勉強になります。
また、自分で野菜を育てる過程で必要な、害虫対策などで使う薬を自分で選んだり、土にまく肥料をどのようなものにするかを自分で決めたりできるので、何が使われているのかを自分で管理することができ、安全面でも安心です。
野菜の旬を知ることができる
野菜には旬というものがあります。旬とはその野菜をおいしく食べられる時期のことを指します。
旬の時期には、味がおいしくなるだけでなく、含まれる大切な栄養素の量もぐっと増えます。つまり、旬の野菜を旬の時期にたくさん食べられるということは、健康面でもかなりプラスに働きます。
農家さんの苦労を理解できる
家庭菜園という小規模で野菜を育てるだけでも難しさを感じるのに、これらを大規模な広さで作ってらっしゃることに対して、改めて尊敬と感謝の気持ちを持つことができます。
自分で育てた野菜はおいしい!
なにより、自分が精魂込めて作った野菜はおいしいです!普段はあまり食べる機会が少なかった野菜も、自分で育ててみると途端にたくさん食べるようになります。
また、出来すぎることも多々あるので、ご近所やお友だちに分けたりすることもできます。
どんな野菜を作っている?
野菜の栽培も、ものによって難易度が違ったり、あとは家庭によっては自分で育てるほどその野菜を消費しないので敢えて作らない、スーパーでの購入で十分ということがあったりします。
なので、ご家庭によって毎年何を作るかは違ってくるかと思いますが、我が家の場合はこんなかんじ。
春夏作の野菜たち
春夏作で作れるのはこちらのカレンダーをご参照。
我が家で作っているのは、
- ミニトマト、中玉トマト
- 苗を購入(種から自分で苗を作ることも)
- ナス
- 接木苗を購入
- ピーマン
- 苗を購入
- きゅうり
- 接木苗を購入
- いんげん
- 苗を購入
- オクラ
- 種まきから
- じゃがいも(春植え)
- 種いもを購入(前作の収獲のこりを種いもとして使うことも)
- レタス(春まき)
- 種まきから
- ホウレンソウ(春まき)
- 種まきから
- シソ
- 苗を購入
種からの栽培が難しそうなものは、近所の苗屋さんで購入してます。
秋冬作の野菜たち
秋冬作で作れるのはこちらのカレンダーをご参照。
我が家で作っているのは、
- 大根
- 種まきから
- ブロッコリー
- 苗を購入
- 小松菜
- 種まきから
- レタス(秋まき)
- 種まきから
- ホウレンソウ(秋まき)
- 種まきから
- 玉ねぎ
- 苗を購入
玉ねぎはいつも順調に出来すぎて、保存状態に気をつければ収獲から半年以上持ちそうです。玉ねぎは大量消費する我が家なので、毎年たくさん作ってお裾分けもたくさんしたりしてます。
5月に収穫して、10月の現時点でまだこんなにあります。
春夏秋冬理論
菜園をしていると、草花と似たような感じでもありますが、季節を肌で感じることができます。
桜が咲くころは春、新緑は夏、紅葉の秋、葉が落ちて冬…みたいなかんじで、実が成る野菜は夏~秋、根菜や菜っ葉系の葉物野菜は秋~冬とかですね。
ちなみに、季節のリズムとサイクルで春(発芽)→夏(成長)→秋(開花)→冬(結実・種まき)のように、いろんなことに当てはめて考えることができます。いってしまえば、人間の人生にも当てはめられる。
人間も自然の一部である、というか、自然に生かされているということを実感することができるひとつの体験です。