さてさて、今回は。
私のライフワークである歴史旅・フィールドワークの旅です。
全国旅行支援を利用しました!
昨今の全国旅行支援やインバウンド需要(訪日外国人旅行者)の回復などにより、中・長期旅行の計画は早め早めをおススメいたします。自分の希望するホテルや料金、今回はないけど飛行機のチケットも含め、旅行素材を希望に近いカタチで確保することが難しくなってきています。
私は混雑が本当に苦手、というか大っ嫌いです。人に酔うし、並ぶの嫌いだし、効率が悪いのが嫌いです。
連休や土日をなるべく外した旅程をいつも組むわけなのですが、今回計画した5月の旅行は年末あたりから考え始め、旅行支援が始まっていなくてもとりあえずホテルを確保するということから始めていました。
今回のこちらのお宿、「湯多利の里 伊那華」さんは旅行支援キャンペーンが始まってから枠が残っていることを確認し、お宿の空き状況も確認した上で、一度キャンセルをしてから再度旅行支援利用のプランで予約を入れなおさせていただきました。
そもそも、もしホテルの予約状況が満室に近いようであれば、旅行支援の利用はあきらめるつもりでいました。
しかし、空き状況はまだ十分にあるようでしたので、本当はホテルさんのお手間をかけてしまうので良いことではないのですが、再予約をさせていただいたという流れです。
おかげさまで、クーポンを利用していろいろと歴史研究の資料・書籍を購入するのに利用させていただきましたよ。
話は戻りまして、今回は歴史研究の旅。旅程は長野に2泊→京都に4泊の予定です。
最初の長野県で2泊した旅館「湯多利の里 伊那華」についてレビューしたいと思います。
基本情報
ホテル名 | 昼神温泉 湯多利の里 伊那華 |
電話番号 | 0265-43-2611 |
住所 | 長野県下伊那郡阿智村智里503-294 |
交通アクセス | JR飯田線 飯田駅よりバスで40分(無料送迎有り)/中央道 飯田山本ICより車で10分/中央道 園原ICより車で10分 詳しくはhttps://hirugamionsen.jp/access/ |
チェックイン | 13:00-19:30 |
チェックアウト | 11:00 |
Wi-Fi環境 | 有り |
駐車場 | 有り |
大浴場施設 | 有り |
バリアフリー対応 | 車椅子可/貸出用車椅子/バリアフリー用トイレ/バリアフリールーム |
HP | https://www.inaka-hirugami.jp/ |
部屋に向かう前に
天気も良くて流れる川もきれいで涼しげ。サイコーとしか言えない景色です。
到着からエントランスに入るまでの様子について動画を撮りました!
中にはいるとエントランス内に、大々的に「天皇皇后両陛下ご宿泊の記録」が。おそらく、今回の私の旅の目的のひとつである「満蒙開拓平和記念館」に行かれたのかな、と想像がつきました。
チェックイン時間まで小一時間ほどあったので、ロビーで作業していました。ホテルの前を流れる川がとてもきれいなんですよ~。雰囲気よし。
余談ですが、旅行中に次の旅行の予約をいれるという驚きのことをやってしまいました。沖縄なのですが、飛行機のセール情報をキャッチしてしまいましたのですかさず購入。次の歴史旅の計画はこれで決まりです。
部屋
普通の旅館の部屋のつくりですね。うれしいのは空気清浄機が標準装備であること!
今回のお部屋は「檜館・和室10畳」
伊那華さんの館内はこんな感じで、本館と檜館というふたつの建物になっています。私は檜館の2階のお部屋。
予約では本館のお部屋ということでしたが、一番お安いお部屋の金額なのでいちいち気にしません。
お部屋それぞれにお名前がついています。私は「聖(ひじり)」でした。
さて、早速2泊の間使わせていただくお部屋を、まずはPC作業バージョンにしてみます。
旅館のお部屋タイプは、コンセントがあっても少なかったり、テーブルまでが遠いことがほとんどです。なので今回は、長めのケーブル(3m)とコンパクトな延長コードを持参しました。延長コードも口が3つくらいあるものが望ましいですね!
おかげ様で作業環境バッチリです。滞在中、いろいろと訪問してその記憶を整理したり、一部仕事をするために時間を使ったり。普段に近い滞在にしたかったのです。
温泉
伊那華さんには七泉の庭園露天風呂というのがあります。
立湯・季節湯・檜風呂・足湯・打たせ湯・岩風呂・サウナ
単純硫黄泉の肌にやさしい美人の湯。
大浴場は24時間利用可能。露天風呂・足湯はチェックイン~23時及び翌5時からチェックアウトまで。(深夜に男女の入れ替えがあります。)
脱衣所から、だれもいないことを確認して露天風呂の写真を撮らせていただきました。自然の中で様々なお湯を楽しむことができます。
脱衣所も洗面スペースも広さは十分。快適に利用できました。
昼神温泉には二泊滞在したので、朝ご飯の後に温泉・夕ご飯の前に温泉を「×2」楽しませていただきました!
私は旅行運がいいと思う。だって、旅行するというはだいたい天気がいい!暑すぎるのもよくないけど、雨より100倍いいですよね。
かといって、旅行中に雨が全然降らないわけではないです。ハードな予定が続けば、この日はホテルでゆっくりしよう、体を休めたりPC作業したりする一日にしようという時もあります。そういう時にタイミングよく雨が降ってくれたりします。そういう時は気温が下がってありがたいですよね。
ご飯
朝夕2食×2泊をお願いしてました。旅館に泊まるときは、ホテルでのご飯をぜひおススメします。
わざわざ外へ出かけるのもひとつですが、観光やアクティビティで疲れて帰ってきたのならやはりホテルレストランで食事をいただき、ゆっくり温泉に浸かって休むのが一番だと思います。
朝も夕もどちらもバイキングなので、1回目に食べられなかったおかずを2回目にいただくようにすれば問題ありません。全部いただこうとするとおなかがはちきれます。
和・洋・中の味60種類もお料理があるのですから。
いつもご当地の特産品フェアバイキング、のようなコンセプトを期間ごとに行っているようで、私が宿泊したときは中国・四国フェアでした。
ということで、私のご飯を写真でご紹介します。
1回目の夕食
まずはお寿司はテッパンです。それから大好きなお刺身系。高知産のかつおとかおかわりしちゃいましたね。
カニもおいしかった!これはどこ産だっけ・・・鳥取産?
ひととおりいただいた後でデザート。デザートは毎度全種類いただいちゃうんですよね、女子によくあること。
翌朝1回目の朝食
まずはドリンクバーで大好きすぎる山ぶどうジュース。3杯くらい飲んだ。大好きすぎて。
朝食はこんな感じで十分です。パンにタマゴにベーコンやウィンナー、パンケーキにグラノラにフルーツ。ここまでは、旅館だけど普通のホテルのアメリカンスタイルの内容です。
これにコーンスープとプリンを付け足して、ハイ。ワンプレーとできました。
デニッシュがすごくおいしかったけど、意外と「うまっ!」となったのがグラノラでした。これ、ヨーグルトかけてます。しかも甘いやつ。少し時間をおいてしっとりさせました。うまかったー♪
2回目の夕食
2回目の夕食は、実はちょっと前にすこし軽く食べてしまってまして・・・。
このワンプレートで納めた分で終了しました。
なんか、人ってやっぱり結局はいつもの自分が好きなやつってのを選んでしまうものなのですね。あまり前の日の夕食と変わり映えがしない気もします(笑)
写真の出汁茶漬けが超絶美味しくておかわりしました。上にのっているのは野沢菜漬けです。この上から出汁をかけます。おかわりの時は焼鮭を上にのせていただきました。
いやー・・・おいしかったなぁ。
翌朝2回目の朝食
最後のお食事。前の日に美味しかったものを再度チョイス。グラノラの上にヨーグルトまでは同じ。今回はさらにブルーベリーソースをオン。このあと京都に移動しなきゃいけませんからね!甘いものでパワーチャージです。
館内施設
チェックインが終わったらあとに、ぐるっとひとまわりしてみました。
まず、フロントを過ぎるとお土産やさんがあります。(7:00~21:00)
アイスとかも売ってるので、夏の暑い季節にはうれしい!コンビニまでちょっと歩くので、自販機もいたるところにあるし助かりますね。
そしてその先には、朝夕のお食事でお世話になるレストラン会場「福寿草」。夕食時は席が決められており、朝は自由に席を選べます。
長く続く廊下には写真や色紙がずらり。最近はどうかわかりませんが、数年前くらいまでは毎年こちらで、中日ドラゴンズの宴会・宿泊場所として利用されてるようで、その様子ですね。本当に奥まで続いてます。
さらに進みます。全然利用者は見かけませんでしたが、宿泊客であれば利用できます。フロントに声をかけ、しかも有料。うーん、使う人は、ドラゴンズの方たちくらいなんじゃ・・・?
つきあたりは大浴場で、その前に無料マッサージコーナーがあります。ここでも自販機はたくさん。(奥にあるのは足湯コーナーです)
写真はありませんが、各所に喫煙スペースはあるので喫煙者はご安心を。
つきあたったので、二階にあがります。二階にあがると客室がたくさんあります。部屋に入る前に浴衣バーがあるのですが、基本は部屋に備え付けで置いてあるのですが、温泉にたくさん入って浴衣が汗でぬれたり、着替えをたくさん必要とする方にはうれしいかも。
さらに三階に進みますと、きよえ文庫という様々な本が壁沿いにたくさん並べてあります。自由に読んでOK。
そして側にはワークステーションと呼ばれるボックススペースが二つ。
多分、ワーケーション需要対応なのかなと思いましたが、中に入ってみても暗くて、ライトをつける場所とかもわからなくて、どうやってつかったらいいのかわかりませんでした。フロントでも特に説明ありませんでしたし、あまり需要はないのでしょう。
ボックスの外で子供さんが絵本を読んでいることもできそう。
なんか、もったいないですね。
旅行支援クーポン
信州割電子クーポンです。宿泊前に、信州割の電子クーポン取得方法を事前確認してきたのでてっきり電子クーポンがでてくるのかと思ったら、チェックインの際に普通に紙のクーポンを手渡されまして・・・。
「あれ?紙クーポンしかないんですか?」とスタッフの方に尋ねたら、逆に「電子クーポンの方がいいですか?」とまさかの質問返しをされたので、「電子クーポンの方が便利なのでそっちがいいです」と答えて電子クーポンにしてもらいました。
なぜそんな流れだったかというと、お客様が電子クーポンの仕組みについてわからないことがほとんどなのだそうで、お決まりで紙クーポンを渡すというルーティンになっていたそうです。
なんや珍しい感じに思われましたが、若い子が宿泊しないわけではないと思うし・・・。
でもこれは先入観なんですよね。若い子でもデジタルわからん場合だってある。そもそもこの仕組み自体が自治体任せなので県によってバラバラだから、超絶わかりづらいことは理解できます。
で、早速部屋に入って、こちらの電子クーポンを使えるようにしました。
何に使ったかというと、下記です。
- 満蒙開拓平和記念館の入場料
- 同じく書籍2冊
- ACHI BASEでマウンテンバイクをレンタル
それでも500円余ったので、次の目的地である京都で会う予定の友人にお土産として、風呂手ぬぐいを購入しました。
4,000円分、全て使い切りました!
まとめ
川沿いを散歩して他の旅館の宿泊者のおばさん(全然しらない人)とお話したり。田舎ではこういうことが気軽にできるからいい。
いい気分になってきたので、河原へ降りて足を冷やす。でも川の水が超絶冷たくて逆に痛ぇ(笑)
でもその川の水を手ですくって、足にかけたり腕にかけたり、首にバシャバシャかけたり。Tシャツの首元が濡れてしまってもすぐに乾くので問題なし。
空が青い。空気がおいしい。木々が緑い。川のせせらぐ音が心地よい。風が気持ちいい。
・・・ファンタグレープがうまい。
川岸の向こうに、宿泊している旅館。側には滝。
こういうところにいると、心が穏やかになる。
世界もまだまだ捨てたもんじゃないね。
これがまとめです。