投稿記事内には広告が含まれます。

【群馬・四万】四万グランドホテル/テレワーク宿泊レビュー

ワーケーションというものをやってみようと思いたち、屈指の温泉大国である我が群馬県の地の利(?)を生かし、二泊三日で四万温泉へ出かけてみました。今回も全国旅行支援の利用ありです。

予約したプランは「豚しゃぶ&牛のグルメ会席・アルコール飲み放題&四万たむら入浴パス付」というもので、朝食も夕食もホテルでいただき、空いた時間はテレワークと温泉にフルで時間を使ってきました。

一泊だけだとご飯たべて温泉はいって寝るだけになってしまうので、その観光地で、観光資源や宿泊施設をしっかり楽しむためにも二泊は必要と考えました。なので、今回は二泊。本当は四万たむらの方に宿泊したかったけど、一人利用のプランがなく予約できなかったので、四万グランドホテルになったのです。

四万グランドホテル四万たむらは姉妹ホテル同士なので、何かと連携プランがありました。

そのうちのひとつが「湯めぐりパスポート」という温泉パス付のプランで、四万たむらの方にたくさんの魅力的な温泉があるのでパスがあればそっちも入ることができますよ、というもの。すべて試したいところです。

目次

部屋

今回のお部屋は「清祥館」

四万グランドホテルは四つの建物からなっており、連絡通路でつながっています。以下にハイグレード順で特徴をまとめます。

清山館

  • 新露天風呂付客室
  • 檜露天風呂付客室
  • 信楽焼 露天風呂付客室
  • テント付 露天風呂付客室
  • 源泉かけ流し露天風呂付和洋特別室
  • 清山館和室

一番新しい館で重厚な造り。ファミリーや三世代のお客様におすすめ。

清流館

  • 清流を眺めるモダン和室
  • 半露天風呂付新和室

グループにおすすめ。

清祥館

  • 10畳以上の和室+バス・トイレ付

標準的な客室で、お部屋からは四万の山並みや渓流が楽しめます。

清心館

最もリーズナブルな客室で長期滞在にもおすすめ。

広さは7.5~10畳で、バスなしのお部屋もあったりします。

湯めぐり

二つの姉妹ホテルの持つ温泉の種類と、私が実際に廻った順番・時間帯やおすすめポイントをまとめてみます。

四万グランドホテル

あいにく二つの温泉のうち、地下一階の方の温泉は利用できず。三日間のうち初日は残るホテル内温泉一か所に行き、あとの二日間はもう一方の旅館「四万たむら」のたくさんの温泉をまわるように計画しました。

展望大浴場「メルヘンの湯」(清祥館7F)

入口からピンクとキティちゃん一色で、男性にとっては「うーん・・・」ってかんじの入口ですよね。ご年配の方にとってもそうかも?以前、メルヘンなキャンペーンでもやっていたのでしょうか。

中の写真はとれませんでしたが、すでにメルヘンのデコレーションは外されていて、「外されたあと」が目立ったあんまりきれいじゃないただの温泉に見えました。「イベントのあとの名残」のようで、ちょっと残念なかんじ。温泉自体はよかったと思います。

大浴場・露天風呂「岩船の湯(男湯)」「室生の湯(女湯)」(清流館B1F)

排水管の不具合で利用不可。ホテルに二つしか浴場がない中で、本命のこちらが利用できなかったのは誠に残念。温泉地にきたのに、一番の楽しみがなくなってしまい、もやもや。メルヘンのほうも残念でしたしね。

四万たむら

四万たむらの温泉を楽しむには、有料の「温泉パス」が必要です。今回は「四万グランドホテル」の温泉の二つのうちのひとつが使えないということで、もしも四万グランドホテルの宿泊者は無料で四万たむらの温泉をご利用いただけます、みたいなことになってたらもやもやしてしまいますね。わたしは「温泉パス」付きなわけで。どうだったんだろう。メルヘンの湯しか使えなかったのかな。

なにはともあれですが、私は「温泉パス」で両方の温泉を楽しむことができる立場にあるので、存分に堪能させていただきましたよ。清掃の時間との兼ね合いもありましたので途中ちょっと難しかったですが、温泉を楽しんだ順番と感想を書いていきたいと思います。

四万たむらさんは迷路のような作りで、行きたいところへなかなか辿りつけずに迷っている方がちらほら。もちろん私も例外ではありません。最初に向かったのは「木湧館」にある甍の湯です。

9:30~甍の湯(木湧館・川二階)

「いらかのゆ」と読みます。

洗い場がありますが、カランの水圧があまり強くありません。といっても、「私にとってはあまり強くない」だけであって、どうやら複数の温泉を体験しているうちにわかったことは、ここのカランの水圧は四万温泉の普通のようです(笑)

先客がいらっしゃいまして、おばあさん二組ほど。

「四万たむら」さんの温泉巡りは、チェックアウトで一度お客さんが引いてから、その日に宿泊チェックイン待ちのお客さんでごった返すまでの時間帯である10:00~15:00の間に、清掃時間も加味してうまくすべての温泉を巡ってしまうことを勝手にミッションとし、そのはじめの湯に選ばれたのがこの「甍の湯」です。

露天はありませんが、浴場は広く、ガラス張りの壁面から外を眺めることができます。まだお昼前だったので、日の光にあてられた緑がとてもきれいでした。

いくつか浴槽があり、熱い湯とぬるめの湯で分かれていました。浴槽に使われている木や丸太の感じもよかったです。

男湯と女湯は階層で分かれていて、下が男湯、上が女湯、行き来はできないけど吹き抜けで空間はつながっているというかんじです。

10:00~御夢想の湯(金湧館・川三階)

「ごむそうのゆ」と読みます。

四万たむらさんの温泉の中で、私の中のナンバーワン温泉でした。

だーれもいなかったので写真をとりました。(スマホが温泉でいかれるといやなのですぐにカゴへしまいました)

温泉に入って汗をかきまくるので、水分補給は必須。ペットボトルを持ち込ませていただき、木の格子からこぼれる日の光を浴びながら、檜の湯船の端に肘をかけ、うつらうつらとしながら夢見心地な感じを味わいました。

ここは本当に至福の時間を体験できました。人がいなくて貸し切り状態だったこともそうだし、その場所のまわりにも人気を一切感じることがなく、完全に自分ひとりの空間であったことが大きいです。

やはり、温泉巡りを楽しむには二泊必須です。宿泊客の大部分が一時的にいなくなる中日をうまく活用すべきですね。

10:15~甌穴(金湧館・川三階)

「おうけつ」と読みます。

先ほどの御夢想の湯の脱衣所から、もうひとつの温泉・甌穴への出入り口があります。

甌穴は露天の岩風呂です。もちろん、だーれもいません。だーれも。

「御夢想の湯」の建物の横にその露天はあり、日の光が入ってきた様を感じながら入浴をしていたのがさっき。

今度は、その建物に光が差し込むさまを見ながら青い空を見上げながらながーく入浴を楽しみました。露天風呂は長くいれますね。外気温と湯温の温度差で、自然と一体化できる感じです。

目を閉じて、一人で、静かに時を過ごしました。

14:30~森のこだま(木湧館・川三階)

甌穴までで湯めぐりの区切りを一旦つけて、軽いお昼ご飯と仕事のためにお部屋に戻ることに。タイミングとしては、森のこだまの湯と岩根の湯の清掃時間が午前中からあったので終わるタイミングでまたこようと。

清掃の終わり時間が14:00となっていたのでその時間にきたのだけれど、清掃中の看板がまだ外されていなくて。確認したらお湯がまだたまっていなくて、14:30からになりました、と。ちょっと時間がもったいないけど待たせていただくことにし、14:30に再び森のこだまへ。この時点でまだお湯の高さが十分ではない、と。人もいないし、いいやと思って、湯量が十分ではないけれどもお湯をいただくことにしました。

入ってみたら、まぁ湯量は十分ではなかったけれどもそこまで気になるほどではなかったから、結果オーライ。またもや誰もいない、景色を堪能できる温泉を独り占めできたことには変わりない!

湯温は若干熱め。外の滝を眺めながら、ふたたび自然を感じながらお湯を楽しめました。

長湯をしたかったけど、お湯が少し熱いかんじだったのでそこは断念。次は夜に来てみたいなと思った温泉でした。

14:50~岩根の湯(金湧館・川三階)

「いわねのゆ」と読みます。

先ほどの御夢想の湯・甌穴と建物は同じです。こちらの湯の温度はどちらかというとぬるめ。

お湯質を一番感じることができました。湯温のせい?なめらかなお湯に感じました、なんでだろう。四万温泉なのに何か違うんだろうか。

ここには、オンドルと呼ばれる源泉の蒸し風呂があったり打たせ湯もありました。

洗い場はあるけど、カランの水圧は驚くほど弱い・・・(笑)ここで髪を洗ったりとかはできないですね、私は髪の量が多いので。

17時半から有料の貸切風呂になるので一般客は入れなくなってしまう点には注意。

ご飯

朝食も夕食も会場は同じ場所で、「清山館5F・グランティエラ」

朝食も夕食も、ホテルチェックイン時に食事開始時間をあらかじめ決めて指定しなければなりません。

というわけで、私は朝食8:00~、夕食18:00~に指定しましたよ。

初日は写真撮るの忘れましたが、二日目の夕食とお品書きです。

そして、朝食バイキング。朝食バイキングは毎日ほぼほぼ同じメニュー。一回目と二回目のバイキングメニューの違いは、焼きおにぎりにだし汁をかけてその上に焼き鮭か焼き鯖か、あとは、デザートの種類が違ったくらいですね。

ここには焼きおにぎりとだし汁の茶漬けはないですが、うますぎておかわりしましたよん。

温泉旅館泊で必要だなと感じたこと

普段はビジネスホテル泊が多いため、旅館などに泊まった際に気をつけたいことや、気づいたことをまとめてみます。

館内は特に乾燥する

普通のビジネスホテルでも乾燥しがちなところはありますが、温泉があることが影響しての湿気対策なのか、ビジネスホテルよりも乾燥している感じを受けました。就寝中ものどが痛くて咳がでて起きてしまいました。

花粉症やハウスダストに弱い私は、終始くしゃみを連発してしまい、鼻水の薬や水分補給用のドリンクの持参も欠かせないなと思いました。(あいにくすべて準備してきましたが)

結構頻繁にテーブルの上にほこりがたまるので自分で水拭きして清掃しました。

お部屋が古いためか、かなりほこりっぽかった気がします。くしゃみもそのためかな。空気清浄機もありませんでしたしね。この点はビジネスホテルの方がしっかりしてると感じました。部屋があまり広くないことと、たいていのお部屋に空気清浄機が完備されてます。

ということで、乾燥対策は必須。

温泉入浴後の顔や体の保湿ももちろんふくめて。

延長コードが必要

温泉旅館は比較的部屋が広めということ、電源コンセントの位置が微妙なところにしかないこと、あっても使える個数は一口くらいしかないこと。

コンセントからPC作業する場所までコードが届かない問題や、同時充電ができなくて不便さを感じました。

軽量で持ち運びやすいベストなものを探してみようと思います。

まとめ

ふぅ・・・。それにしても、桜のきれいな季節です・・・。

道中、山道を運転しながら、川沿いののどかな田園風景と桜や梅の木が素敵すぎて、しばらく自然界へ足を延ばしていなかった私は「ふぅ・・・ほぅ・・・。」とため息をつきながら眺めていました。(ちゃんと安全運転していたのでご心配なく)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次