久しぶりに都内に行く用事があって、毎度のことのようにグリーン車利用で行こうとグリーン車料金をモバイルsuicaで購入しようとしたら、「1550円!?」と驚きの金額がでてきたので、「間違って入力してないよな・・・」ともう一度区間を確認して再入力。
行先は新宿駅。なのでグリーン料金を利用する区間は「高崎ー新宿間」。
んー、間違ってない。でも1550円てやっぱでてくる。
値上げしたのかと思い、待ち時間を使って調べてみたら、
JR東日本は、3月16日に行なわれるダイヤ改正で、普通列車グリーン車の利用料金を改定します。平日料金は値下げとなりますが、休日の料金は値上げ、長距離利用でも値上げとなります。
長距離利用料金が設定されたのだ!
JRさんから画像をお借りしてきました。長距離料金としてのキロ数設定は101キロ以上だそうな。
高崎ー新宿間は「102.1キロ」です…。ギリ超えてて、従来の1.5倍以上になっている。これが紙の切符だと1.8倍以上だ…。
いろいろな路線への接続などの兼ね合いで総延長距離も長くなっているから、とはいえ。どんどんモバイルsuicaに移行促進していこうという意図も後ろに見えるような気がしています。
スマホを使えないお年寄りは損する一方になりそうです。
先日、私の無記名suicaを70代の父に渡して、電車を利用するときはsuicaに慣れてもらうことにしました。一緒に函館に旅行に入った時に、道内の電車・バスなど、移動の時にいちいち料金をチャリチャリいれるのが面倒だと思ったのでsuicaにチャージしてピッピッとラクに乗り降りできる体験を実際に一緒にしてもらったのです。
そうしたら、高齢の父ですが実際に体験したら便利さを体感できたみたいで、早速日常でも使うといっていました。
父はスマホではなくガラケーなので、suica一択です。(現在、運転免許は持っていない状態なので車も運転しなくなりました)
ただ、そのsuicaカードも現在は販売が一時中止されてしまっています。
発売中止期間は、2023 年8月2日(水)より当面の間となっていますが、いつ発売が再開するか目途はたちません。
私自身は、過去に東京に勤めていた時に使用していた記名式のsuica定期券を通常のsuicaカードとして継続利用していましたが、モバイルsuicaで新規発行してカード自体は使える状態にしておいています。もしスマホやAppleWatchが充電切れだったり、アプリが使えない状況だったりが起こった場合にすぐにsuicaカードで対応できるように、というプランBを用意しておくという趣旨です。
また、函館旅行の際も、JR北海道の券売機ではまだKitaca(JR北海島バージョンのsuica)が販売している状態でしたので記念に、という考えもありつつ、現在購入するにあたり希少である磁気カードを購入しました。
無記名式のカードなので、自分以外に必要な場面があった場合に渡して活用もできますからね。
ということで、切符を購入することしか手段として持ちえない人と、デジタルで対応できる人の間に大きく差ができつつある…というより、今後その差はどんどん大きくなるだろうという事実。それから、便利になりすぎることがいいことなのか悪いことなのか、まだまだ判断できかねるような今の状況では、プランBは持っていた方がよいということを勉強させていただいた、今回の東京旅でございました。